【知っていますか?】ユニクロのジーンズは何回はいたら寿命なのか【後編】
![](https://papahuku-recipe.com/wp-content/uploads/2021/09/b84a47ed367c9d8697406f191ff945d8.png)
【知っていますか?】ユニクロのジーンズは何回はいたら寿命なのか【後編】
パパファッション研究家 Kaiです。
スキニージーンズが汚い。
別に汚れてるワケじゃない。
ただ使用感が目立ってきた。
捨てる?でもまだはけるし・・・
とっとく?でもはくたびに「ちょっと汚いな」と思うのもヤだし・・・
実際のところ、量販服ってどれくらいが寿命なんでしょうか?
そんな疑問を持った僕は自分が持っているジーンズを比較してみました☟
今回はその結論をお伝えします。
“服の寿命”
結論の前に、ちょっとだけ前置きします。
でも必須の前置きです。
このブログ内で論じる服の寿命の考え方を定義しておきたいためです。
なぜなら、服の寿命って人それぞれ違うと思うからです。
ある1着の服を『穴が開いて擦り切れるまで着る』人もいれば、『きれいだけどもうトキメキを感じない』から着ないという人もいます。
僕はどちらの考え方にも納得できます。
この違いは単純に服に対する考え方の違いでこうした差が生まれるものです。
どちらが正しいとかではないと思います。
この世界最古のジーンズを見るとその意味がより深く分かってもらえるかと思います。
こんなボロボロで1200万円ですって!
・・・だから服の寿命を考察するなら、考え方の基準を持っている必要があります。
このブログは【服装がダサい旦那さんを好感度と清潔感のあるこぎれいさんに改造する】というコンセプトでやっています。
ですので、服の寿命を考察するための価値基準は清潔感(こぎれい感)が第一になります。
そのために少しだけ厳しめの評価をしていると思います。
これから発表する結果は、あくまでも【服装がダサい旦那さんを好感度と清潔感のあるこぎれいさんに改造する】というコンセプトにおいてのみ有効な寿命だとご理解ください。
・・・だってこれ言っとかないと、
ユニクロさんの商品品質に対する誹謗中傷
と捉えられかねないでしょ?
言っときますが僕はユニクロの大ファンです。
応援してます!ユニクロさん!!
頑張ってください!ユニクロさん!!
ユニクロ ウルトラスキニーフィットジーンズの寿命
では前置きはこれくらいにして早速結果をお伝えします。
僕が評価したのはこちらの商品です↓
結論。
ユニクロのスキニージーンズの寿命(耐用回数)は
180回です。
180回着たらこのスキニーは死にます。
どうやってこの結論に至ったか?
その説明をしていきます。
まずは比較したダメージの総合評価点です。
この評価の内容についてはこちらをご覧ください↓
今回の調査によって以下のことが分かりました。
糸・繊維系のダメージについて:
☞100回の着用をして、他人から見えるほどのダメージはない。その後173回着用するまで大きくダメージに変化はない。
色・質関係のダメージについて
☞100回程度では目立ったところはないが、173回の着用により会話できる距離(約2~3m)から見て明らかに色落ちが伺える。
型崩れ係のダメージについて
☞100回程度で目立たない程度の軽い伸びを確認。その後173回の着用により着用時の体感、及び未着用時の目測の両方で明らかに繊維の伸びがある。
まとめると、ユニクロのスキニージーンズは
型崩れ → 色落ち → ほつれ
という順番にダメージが目立っていくという結論になります。
型崩れと色変化はファッションにおいて致命的です。
全てのファッションアイテムは①デザイン ②色 ③サイズの3要素に分解できます。
このうち型崩れのダメージは①デザインと②サイズに、色落ちのダメージは②色に影響します。
そしてそのダメージは173回程度の着用で他人から分かるくらい目立ってしまうということです。
他人から分かるくらいシルエット(型)と色が変わってしまったら、それはもはや別のアイテムです。
いわば、スキニーであるメリットを無くしている状態といえるでしょう。
それはスキニージーンズの死といってもいいと思います。
もちろん着方や洗濯の仕方によって多少のばらつきはあるはずです。
それを加味して、単純化/目安化する意味を込めて180回がユニクロスキニーの寿命といえるでしょう。
量販服の寿命
そして、この例から量販服全体の寿命を考えてみたいと思います。
とはいっても服の質なんてメーカーやブランドによって違います。
同じTシャツだってピンキリです。
Tシャツとジーンズを同じ数字で考えるのも違う気がします。
ジーンズ専門店が出してるジーンズとTシャツ専門店が始めたジーンズだって違うでしょう。
しかもしかも!
服飾雑貨は値段と質が比例関係にないことが多いです。
1枚300円のTシャツと同じ質なのに、バンド名が入っているだけのライブTシャツが3000円なんてことはよくあります。
ファミリーブランドのTシャツ1980円と高級ブランドのTシャツ5980円が実は同じモノ、ということもあるそうです。
だからかんたんにまとめられないことは百も承知です。
しかし分からないことを分からないままにしていても進歩がありません。
そこで、今回のユニクロジーンズの180回をひとつの指標にしてみようと思います。
量販服はだいたい180回を目安に寿命を迎える。
そうすると、その服を着られる期間が計算で出してこれますよね。
1回着るのにどれくらいの価値があるか、いわゆるコストパフォーマンスも計算できそうです。
次に買う服がいつ頃ダメになりそうか、なんとなく予測することもできます。
そうやっていくと・・・最終的に
服にかけるムダづかいがなくなる!!
と僕は思っています。
これって製造業の量産スタイルの考え方なのですが、詳しいことはまたの機会に。
それでは。
Kai